富士宣言は、国際思いやり憲章と共に世界にもっと思いやりを広める

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サンデ・ハート

今年5月、私は、富士宣言シンポジウムとシンフォニー・オブ・ピース・プレヤーズのイベントのために日本に招待されたことは大変幸運でした。私は、バランス、平和、調和の世界という共通のビジョンに深く根ざした、環境活動家、作家、コミュニティビルダー、世界的に有名な思想指導者、研究者など、ピースメーカーたちと共にこの2つのイベントに参加しました。この旅行が私の人生を変えたことは確かです。

過去20年間、私は草の根のコミュニティレベルで、主に女性による多宗教間の対話活動とコミュニティ育成の分野で働いてきました。   そして現在「国際思いやり憲章」の女性部門のディレクターを務めています。私は、和解や協調を通じて地域の文化に影響を及ぼすためには、場と機会を提供するだけでは不十分であることが経験的にわかっていました。奉仕と思いやりという共通の価値に焦点を当てるだけでは不十分なのです。

また政治リテラシー(理解力)とアドボカシー(弁護)の能力について訓練を受けているか、あるいは、政治的理解や弁護に積極的であることも十分ではありません。この問題を考えると、私は夜眠れませんでした。しかし、私たちのホストが提供する環境下で会議を招集する機会を通じて、解決策がはっきりと分かりました。私たちが今必要とするのは、私たちの日々の生活の中での男性的なダイナミクス(原動力)と女性的なダイナミクスのバランスを欠いた状態を認識する上で、完全なパラダイムシフトを起こすことです。特定のパターンを何百年も続けている私たちの役割を認識することができれば、私たちの信念を変え始めることができます。それによって、私たちの中核をなす特徴的な行動が変わり、最終的に社会の構造に影響を与えます。

私は、自分が何者であるかの新しい理解と共に日本を離れました。また、高邁な使命を帯びていることを感じていました。 私は今それをここに書くことを誇りに思います。 「私は、内面から外界への変容が妨げられるパターンと、持続可能な変容が妨げられるパターンを積極的に打破します。」

私が日本で受けた最大の贈り物は、優雅で高い水準のおもてなしの他に、5月からいくつかのエキサイティングなコラボレーションを生み出した人間関係です。 五井平和財団は協力者との新しい関係を築くための豊かな機会を優雅に提供してくれました。

この9月9日から24日にかけて、富士宣言事務局とワールド・ピース・プレヤー・ソサエティは、国際思いやり憲章の世界大会にコラボレーションします。私たちはピースポール建立もゲームの種目の一つに加えます。この大会での創造的でダイナミックな思いやりに満ちた行動に、競争というひねりを加えることで、私たちの心に波風を立てる対立的な相手から最高のものを引き出し、心を一つにし、状況を改善し、私たちが尊重しているすべてのものに起きている問題が解決へ向かうよう促します。 コミュニティサービスプロジェクト、地域社会の思いやり行動を話すための集会、コミュニティのセーフティネットの問題に取り組みへの応援、思いやりのある瞑想など、この大会には、こうしたいくつかの方法で参加することができます。 そして、ポイントシステムといくつか仕組みによって、全員が「競争の結果が出るまでは最も思いやりのある者」であり、結果的には、参加した人たちは誰もが勝利者と言うことができるでしょう。 愛が勝ちます!

5月にまったく新しい希望の星座(東京シンポジウムの成果)が生まれましたが、男性性と女性性のバランスをとるということがどのように結実するかは、時間の経過だけが教えてくれます。 しかしながら、この実現へ向けたアクションの鼓動によって、富士宣言の本質と精神が鳴り響いていくことは確実です。

未曾有の時代に、私たちは前例のない全人類が一丸となった行動への参加を呼びかけられています。同胞と共に、新しい協力者を発見する時が来ました。 競争から賛同に移行する時期です。 私たちの才能と宝物を現し、すべての人が阻害されることなくまわる世界のために、思いやりの心を強くもって優雅に動く時です。

By: Sande Hart
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