ソウル・オブ・ウィメン・グローバル・キャンペーンの発足を祝う!(シンフォニー・オブ・ピース・プレヤーズ 富士聖地・5月15日)

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富士宣言事務局:

 この日、ソウル・オブ・ウィメン・グローバル・キャンペーンのメイン・イベントであるシンフォニー・オブ・ピース・プレヤーズ(SOPP)が開催される富士聖地は快晴に恵まれ、約10,000名の人々が集まりました。この行事はさまざまな意味で特別なものでした。各宗教の代表者による多宗教の祈り、特別な音楽と世界各国の国旗を使用したWPPCに加えて、海外に目を向けると、ソウル・オブ・ウィメン・グローバル・キャンペーンの発足を記念して、世界109か国で158のイベントが行われました。このキャンペーンには世界中で、17,474名での人々が参加しています。
 開会の挨拶にたった白光真宏会の納谷智彦理事長は、SOPPの趣旨を人類のワンネスを願う祈りであると述べるとともに、この日のテーマであるソウル・オブ・ウィメン・グローバル・キャンペーンについて説明しました。この行事はインターネットでライブ中継され、世界各地でこの模様が視聴されました。

mrs. saionji SOPP 16 続いて西園寺昌美会長がSOPPの今日までの発展について、この日富士聖地に集まった人々、世界中で富士聖地に意識を合わせている人々、そして多くの先輩たちの信念の結集であると語り、これまでSOPPを支え協力してくれた人々の名前を紹介し、感謝の言葉を述べました。また、人類を神聖なる意識に目覚めさせるには、私たちが根本において一つにつながることと、精神性の高い女性の果たす役割が不可欠であることを強調しました。

 

 
byakko shinko kai 16 続いて袴姿に扇を携えた白光真宏会メンバーによる舞と印が披露されました。その後、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教、神道、仏教、シーク教、ヒンドゥー教、白光真宏会が、それぞれの平和の祈りをリードし、会場の人々と一緒に祈りました。

 

 
 祈りによって一体感が深まったところで、いよいよソウル・オブ・ウィメン・グローバル・キャンペーンのプログラムに入りました。この世界を構成する女性と男性、その一人一人の中に備わる神聖なる女性性と男性性。それらのバランスがとれて初めて、私たち自身の本来の精神の力が最大限に発揮される。そうした世界の実現のため、共に「神聖なる女性性の復活」にむけて立ち上がろうというのが、ソウル・オブ・ウィメンのコンセプトです。
 ステージでは、五井平和財団の西園寺裕夫理事長が、5月13日に東京で行われた「ソウル・オブ・ウィメン・グローバル・ネットワーク会合」について報告をしました。このキャンペーン誕生の背景である「富士宣言」についても説明し、これまでは外向的な男性性のエネルギーが大きな役割を担ってきたが、今後は世界のバランスをとるために女性性のエネルギーが必要とされると述べました。その後、この会合の出席者を一人ずつ紹介し、出席者はそれぞれ一言ずつ、この日のために用意した言葉を述べました。

twyman mr. saionji 16 正午になると、ジェームズ・トワイマン氏が、人間同士をつなぐ愛のパワーについて語った後、西園寺昌美会長とのリードで、会場の人々と、トワイマン氏のネットワークにつながる人々を含む、この行事に意識を合わせている各国の人々によびかけ、世界に女性性と男性性の神聖なるバランスをとり戻すために一分間の黙祷を捧げました。
 その後会場の人々と共に、自分のオリジナル曲である“May Peace Prevail on Earth”と“We Are All Shining Divine Sparks”を歌いました。
 西園寺昌美会長は、祈りのパワーこそ世界中の人々を一つに結ぶ最も強力な手段であると述べて、トワイマン氏に感謝をしました。
 次のプログラムはワールド・ピース・プレヤー・セレモニーです。世界各国の国旗の数々が壮麗な隊列をなして入場すると、場内の雰囲気が一変しました。セレモニーでは、掲揚される各国の旗、各国の言語で祈られる各国の平和、輝く太陽の下で一つにつながる人々の心。すべてが完璧に一つになったひと時が出現しました。

yuka sopp 2016 最後に、白光真宏会の西園寺由佳会長代理が閉会の挨拶にたち、「私たちは小さな平和の種を、これが必ずいつか花咲くと信じ、世界中に蒔きつづけてきました。それが私たちの魂の喜びで、人生のミッションで、生まれてきたこの命を最大限に生かすことだと分かっているから。何の反応も結果も、その瞬間は見えなくとも、一つ一つの種を大事に大切に蒔き、未来を信じて何十年と祈りが捧げられてきました。
 数十年経った今、この混沌とした不安と恐怖が渦巻く時代の中で、世界中の人々がつながりはじめ、共に平和の祈りを捧げ、人類の神性を信じ、さまざまな方法で手を取り合ってお祈りを捧げていることに、本当に感謝が溢れるばかりです。
 昌美会長は、今こそ女性性の復活が必要だと強く申しております。それは人類が、地球が、動植物が、大いなる癒しを必要としているからです。そして争いつづけてきた多くの宗教が、民族が、戦い合ってきた多くの国々が、地域が、差別、虐殺に苦しんできた多くの人々が、人類が、歴史が赦しを必要としているのです。
 これらに真の赦しと癒しが届けられた時に、人々の固定概念や偏見が溶けてゆくのです。氷のように固まってしまった一人一人の固定概念や偏見を溶かすのは、女性性のもつ癒しと赦しと愛の力なのです。」
と、未来への鍵がソウル・オブ・ウィメン・グローバル・ネットワークの発展にゆだねられていることを述べ、この日のイベントを終了しました。

By: The Fuji Declaration
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