騒がしい世界の中で、内なる平和を保つ

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ステファニー・ラウニウ

私は、ライターとして、いろいろなことを考え、練り、また、人に読んでもらうために自分の考えを書くという幸運に恵まれています。私にとって難しいことと言えば、時としてカオス(混沌)とノイズ(雑音)の中で書かなくてはならないことです。これは、みなさんも思い当たることはありませんか。

私たちが愛するこの騒々しい世界は、私たち個人が求める世界とは違う方向へ進んでいます。しかし、私たちは、この世界で一人一人固有の内なる平和を探し求める人生の旅を続けています。富士宣言では、その一部に「人間の精神の限りない創造性を発揮して」と謳われています。私たちは、世界のために創造活動をし、革新を行うために、神聖なる意識を用いて、私たちの精神を解放しなければなりません。世界が騒々しく、世界につむじ風が巻いていようとも。

私たちが煩わしく感じるノイズは、他者の生活音や大きすぎる声、テレビやオーディオの大音量などの単純なノイズです。しかし、世界には、もっと深刻なノイズがあります。戦争、民族間の不調和、貪欲な企業、性的搾取、階級闘争等々、人間に対する非人道的な扱いです。これは、私たちの精神が求めるものとはかけ離れたうるさい太鼓の音のようなものです。この騒々しい太鼓の音は、私たちの奉仕の仕事、静かな祈り、柔らかい愛の言葉、穏やかな会話、平和的な人間関係などをかき乱します。しかし、私たちは、そのような打撃音を鎮めるよう、私たちの心を平和で満たさなくてはなりません。

日常生活の中で、富士宣言を称え、富士宣言の精神で生きることは、人生の旅路に静けさと、内なる平和を持続的に補充し続けます。多くの人は、祈りや瞑想の中に心地良さを見つけるでしょう。また、読書や編み物といった家庭での静かな一人の時間、あるいはジョギングやヨガなど、体を動かすことで、心の平安を覚える人もいるでしょう。研究によれば、夢想することで、心に平和をもたらしたり、リラックスしたり、クリエイティブになったりする効果があるとも言われています。また、困っている隣人に食事を分けたり、海外の子どもたちを支援したりすることに心の平安を得る人々もいます。

何をお伝えしたいかというと、あなたが何に心の平安を見つけるかは問題ではなく、実際に心の平安を見つけることが大事であるということです。あなたが世の中のノイズに対処する方法を見つけた時、あなた自身の神聖なる意識に火が灯ったことに気づくでしょう。風がない時のほうが、マッチに火をつけやすいように、心が平安な時に、神聖なる精神の火を灯すことは易しいのです。

By: Stephanie Launiu
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